Pam Bondi
Sonnet 4.6.icon総合すると、「法を守る側の人間としての独立性・中立性」という意味での資質はかなり怪しい、というのが大方の評価です。もっとも、トランプが選ぶ司法長官にそれを求めるほうが無理、という見方もあります。
トランプ大学献金スキャンダル(2013年)
これが最大の汚点。フロリダ州司法長官時代、ボンディの事務所にはトランプ大学への詐欺苦情が22件以上来ていた。
トランプ大学:トランプが93%オーナーのビジネス会社。営利目的のセミナー事業。
彼女は「訴訟に参加を検討する」と発表した、その4日後にトランプ財団から彼女のPAC(政治資金団体)に2万5千ドルの献金が入り、その後すんなり訴訟不参加を決めた。献金を受け取って訴追をやめた、典型的な「金で動く検察官」の疑惑。これはIRSも調査している。
「財団の金を政治献金に使った」こと自体が違法。非営利の慈善団体が政治活動に資金を流すのはアメリカの税法で禁止されています。
トランプ財団側の言い訳は「間違えた、ボンディのPACと似た名前の別の団体に送るつもりだったのに誤振り込みした」というものでしたが、誰も信じなかった。IRSはこの件でトランプ財団に2,500ドルの罰金を課しています(金額が笑えるくらい小さいが)
後日、トランプ財団はニューヨーク州司法長官に「財団を私的利益のために乱用した」として訴えられ、2018年に解散させられています
ロビイスト歴
フロリダ州司法長官の任期が終わった後、ロビイスト会社Ballard Partnersに入社。クライアントはカタール政府、クウェート企業、民間刑務所運営会社GEO Group、Amazon、Uber、GMなど。つまり「司法の番人」を辞めた後は金になるクライアントのために政府に働きかける側に回った。
エプスタインファイル問題
司法長官就任後、「エプスタインのクライアントリストが机の上にある」と宣言してさんざん期待させておきながら、実際にリリースされたのは真っ黒に塗りつぶされた文書ばかりで「何も新しい情報がない」と批判殺到。さらに2025年7月にはDOJ・FBIが「クライアントリストなど存在しなかった」というメモを出した。最初から煙幕だったのか、本当に何もなかったのかは不明だが、どちらにしても「透明性確保」という約束は果たされなかった。